もののけ姫のモロの君に尻尾が二つある理由とは?大きさやモデルの存在についても
もののけ姫に登場するモロの君。
人間に捨てられたサンの育ての親であり、
人の言葉を話すこともできる山犬の神様。
声優は美輪明宏さんが演じられていましたが、
「黙れ小僧!」のセリフはとても有名ですよね^^
今回はモロの君にモデルは存在するのか、
またなぜ尻尾が二つもあるのかについて調べてみました!
もののけ姫に登場するモロの君のモデル
もののけ姫に登場するモロの君のモデルについて調べてみたところ、
埼玉県秩父市にある三峯神社で「オイヌサマ」と呼ばれ信仰されている、
二ホンオオカミがモデルではないかと言われています。
三峯神社の歴史は『古事記』『日本書紀』の時代までさかのぼります。
創建したのは日本武尊(ヤマトタケルノミコト)。
東征の折にこの地を通りがかり、
美しい山々の景色に国造りの二柱イザナギ・イザナミを偲んで祀ったとされていますが、
この時ヤマトタケルをこの地に案内したのが白いオオカミでした。
三峯神社でオイヌサマと呼ばれている大口真神(おおくちのまかみ)
は二ホンオオカミを神格化した神様で、
ヤマトタケルを三峯神社に案内した白いオオカミだと言われています。
もののけ姫に登場するモロの君は犬神とされていますが、
見た目はどちらかというと白いオオカミということもあり、
このオイヌサマがモデルだと言われているようです。
モロの君にはなぜ尻尾が二つあるのか
モロの君には尻尾が二つありますが、
この理由について公式などで明らかにされてはいないようですね。
なのでここからは私の考えなのですが、
九尾の狐と呼ばれる狐の妖怪は、
自身の力が強くなるにつれて尾の数が増えると言われているそうです。
また猫は長生きすると妖怪になり尻尾が割れて猫又になると言われています。
これと同じようにモロの君は犬神という存在ですし
300年も生きていていることから尻尾が二つあるのではないでしょうか。
そもそも神とつくことからも他の山犬とは一線を画す存在なんだと思います!
他の山犬は尻尾が一つなのに対し、
モロの君は尻尾が二つあるところになんだか威厳を感じますね!
モロの君の大きさ
劇中のモロの君の大きさはそこそこ大きく感じたのですが、
調べてみるとなんと5メートルを優に超える大きさなんだとか!
5メートルってけっこう大きいですよね(笑)
ちなみに5メートルがどのくらいの大きさかというと、
TOYOTAの車「アルファード」の車長が約5メートルだそうです。
そんな大きさであの威厳のある感じで凄まれたら、
とても恐そうですよね…
よくアシタカはあんなに堂々と話せていたなと感心します(笑)
まとめ
・モロの君は二ホンオオカミがモデルと言われている
・尻尾の数が二つなのは生きた年数や力のある存在だからと考察
・モロの君の大きさはアルファードと同じぐらい大きい
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